時生

こういったフラッシュバック的な構成の作品って、わかっているんだろうけど感動する。
久しぶりにすがすがしい小説でした。白夜行に続き幻夜とかなりキツい作品ばかりだったから、時生でだいぶ落ち着いて読めたかな。というかこれらの作品を書いたのが同じ人とは思えないっ。
でも所々に元エンジニアなテイストはやっぱり東野圭吾時氏そのものですかね。
肝心な話の内容は、不治の病に苦しむとわかっていても生まれて来た青年は、実は過去の両親と出会っていたというSFな話。
個人的な意見を言わせてもらうと、もっと幼少期の時生についても読みたかったな。多分最初の方に書かれてあったんだろうけど、途中途中に現代の描写が欲しかったかも。
なんて素人意見なんですけど、その世界観にはまると一気に読み切ってしまうオススメな一冊です。
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コメント
べひさん、こんばんわ。何だかコメントが久々かな?
『時生』は登場人物が悲しい現実と向き合い、傷付くと分かっているのにそれに向かって頑張っている。そんな作品だなと思いました。
【片想い】は、また違った東野圭吾さんの世界が観られると思いますよ。
投稿: そら | 2007年6月12日 (火) 01時39分
ある意味悲しいけど、ある意味清々しい。時生の視点からだと、自分が生まれる前の両親と出会えるなんて、とても素敵なことだと思いません?もし一度だけでも過去に行けるなら、お互いが出会う前の両親に会ってみたいな。そう思いました。
投稿: べひ | 2007年6月12日 (火) 06時58分