メタルギアソリッド2~サンズオブリバティ~をクリア
メタルギアソリッドシリーズで”ストーリー”が難しいといわれる、MGS2~サンズオブリバティ~をクリアしてみた。
『「愛国者達」はデジタル情報を統制することで、己の支配と権益を守ろうとしている。私は私の記憶、私の存在を残したい。歴史のイントロンにはなりたくない。いつまでも記憶の中のエクソンでありたい。それが私の「子を成す」ということだ。「愛国者達」はそれさえも我々から奪おうとしている。私は「愛国者達」を倒して自由になる。まさしく――「自由の息子達(サンズ・オブ・リバティ)」になるのだ!』
これは、ソリダスがラストで語る、自身の目的です。そんなに、自己の存在を残そうと固執するのは、クローンによる急激な老化の進行からによるものかもしれません。ちなみに、イントロンとは、DNA中で遺伝子情報を持たない部分。エクソンとは、その対義語です。
そしてさらに、「愛国者達」のセリフ。
『現代のデジタル社会では、日々のあらゆる情報が蓄積され、些細な情報がそのままの形で保存されている。永久に、劣化することはない。誰が言ったかもわからない、ゴミのような噂、間違った解釈、他人の中傷……。あらゆる情報がろ過されず、保存されて、後世に伝えられる。それは進化を止める。私達がしようとしているのはコンテンツの制御ではなく、コンテクストの生成。
世界のデジタル化は、人の弱さを助長し、それぞれだけに都合の良い「真実」の生成を加速している。争いをさけ、傷つかないようにお互いをかばいあうための詭弁――「政治的正しさ」や「価値相対化」というキレイゴトの名の下に、それぞれの「真実」がただ蓄積されていく。衝突を怖れてそれぞれのコミュニティにひきこもり――ぬるま湯の中で適当に甘やかしあいながら、好みの「真実」を垂れ流す。かみ合わないのにぶつからない「真実」の数々。誰も否定されないが故に誰も正しくない。ここでは淘汰も起こらない。世界は「真実」で飽和する。
それが世界を終わらせるのだ。緩やかに。私達はそれを食い止めてあげようって言うの。我々には支配者としての責任があるからな。遺伝子と同じく、必要のない情報、記憶は淘汰されてこそ、種の進化を促進するのだ。君達がひり出す糞の山から、我々が価値のある真実を選び取り、残すべき意味を紡いでやる。それがコンテクストの生成。』
デジタル情報の統制ですか。。MGS2は2001年の作品ですが、それから10年、インターネットが普及し、個人の情報発信が、ブログやツイッターそしてUstreamなどの配信によって、容易になりましたが、いつかこういった情報統制って有り得そうで怖いですね。
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